日曜日, 5月 31, 2009

VMware ESXi 3.5入門 (第5回、Windowsインストール)

[概要]
VMware ESXi上のバーチャルマシンにWindowsをインストール方法を説明しています。

[詳細]
前々回作成したバーチャルマシンに、Windowsをインストールします。
  1. プロパティの起動
    VI Clientの右側にペインから作成されたバーチャルマシンを選択し、左側のペインの"Summer"のタブを選択します。
    "commands"の中から"Edit Settings"を選択して、プロパティ画面を開きます。


  2. >OSインストールメディアの指定
    1. "Hardware"のタブにある"New CD/DVD"を選択します。
    2. バーチャルマシンが、起動時にOSインストールメディアをマウントするよう"Connect at power on"にチェックします。
    3. OSインストールメディアのあるデバイスを指定します。
      • Client Device
        VI Clientの動作しているコンピュータのドライブを使用します。
      • Host Device
        ESXiホストに接続されているドライブを使用します。
      • Datastore ISO file
        Datastoreに格納されているOSインストールメディアのISOイメージを指定します。

  3. バーチャルマシンの起動
    VI Clientの右側にリストから、作成されたバーチャルマシンを選択し、"Power on"を押します。



  4. OSのインストール
    "Console"のタブを選択すると、バーチャルマシンのコンソールでOSのインストールが開始されていることが分かります。
    以後は、VI Clientのコンソールを使って、通常のサーバと同じようにOSのインストールを行ってください。









    ※ VI Clientのコンソール画面から抜けるためには、"Ctrl"と"Alt"キーを同時に押します。
    ※ コンソール画面だけを独立したウィンドで開くことができます。コンソールのを押すとコンソール画面が開きます。



    インストールが終了し、CDROMの取り出しの指示が出たら、"OSインストールメディアの指定"でチェックした"Connect at power on"のチェックを外してからリブートをしてください。



  5. VMware Toolsのインストール
    バーチャルマシンのOSが再起動したら、VMware用のユーティリティやドライバを、バーチャルマシンにインストールします。
    VMware Toolsの1つの機能として、バーチャルマシンとVI Clientが動作しているPCの間で、クリップボードのデータのやり取りができるようになります。
    1. CDを挿入されている場合は、"Connected"のチェックを外しcdを取り出してください。


    2. VI Clientのメニューにある"Inventory"から"Viertual Machine" → "Install/Upgrade VMware Tools"を選択します。


    3. 確認画面が表示されるのでOKを押して進みます。

    4. コンソール画面に移り、
      autorunが有効な場合(デフォルト)は、インストーラーが自動起動し、セキュリティの警告が表示されますので、許可してください。


    5. インストール・ウィザードを進めていきます。
      セットアップタイプは、多くの場合「標準」でかまいません。



      インストール後、バーチャルマシンのリブートが必要になります。


    6. インストール確認
      バーチャルマシンのOS画面のタスク・トレイにが表示されていればインストールは成功しています。



      もしくは、"Summary"の"VMware Tools"がOKになっていれば、インストールは成功です。



これでESXiにWindowsをインストールする作業は完了です。バーチャルマシンを通常のPCと同じように使用してください。
次回はライセンスの登録について説明します。

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