VMware Server 2の起動・停止時に、バーチャルマシンを自動起動・停止させる方法について説明します。
[詳細]
VMware Server 2のサーバの起動時・停止時に、バーチャルマシンを同時に起動させる/させいない、または、停止方法などの制御について説明します。
- バーチャルマシン起動・停止についてのプロパティの変更ウインドの起動
まず、バーチャルマシン自動起動・停止を設定するプロパティ画面を開きます。- VMware Infrastructure Web AccessのInventoryにあるVMware serverホスト選択します
- 次に"Edit Virtual Machine Startup/ Shutdown"をクリックして、プロパティ変更画面を起動します。
- 自動起動・停止の有効化
"Allow virtual machines to start and stop automatically with the system"にチェックをして、バーチャルマシンのプロパティを変更できるようにします。 - デフォルト設定
必要に応じて、起動・シャットダウン遅延時間、振舞いのデフォルトを変更します。- 起動遅延時間の設定(Default Startup Delay)
次のバーチャルマシンの起動を開始するまでの時間を設定します。 - VMware Toolsが開始したら次のバーチャルマシンを起動("Start next VM immediately if the VMwre Tools start")
起動遅延時間前にバーチャルマシンのVMware Toolsが開始されたら、次のバーチャルマシンを起動するようにします。 - シャットダウン遅延時間の設定(Default Shutdown Delay")
次のバーチャルマシンのシャットダウンを開始するまでの時間を設定します。 - シャットダウン・アクション
- ShutDown Guest
ゲストOSのシャットダウンを行います。 - Power Off
シャットダウンをせずに、バーチャルマシンの電源を切ります。 - Suspend
バーチャルマシンのサスペンドを行います。
- ShutDown Guest
- 起動遅延時間の設定(Default Startup Delay)
- バーチャルマシンの起動順序の設定
バーチャルマシンを起動する順序を設定します。- Specified Order
ここにあるバーチャルマシンは、上から並んでいる順に起動します。 - Any Order
ここにあるバーチャルマシンは、"自動起動"にあるバーチャルマシンの起動後、任意の順序で起動します。 - Manual Startup
ここにあるバーチャルマシンは自動起動しません。手動で起動してください。
- Specified Order
- バーチャルマシンごとの起動/シャットダウンの振舞いの設定
必要であれば、デフォルト設定を上書きして、バーチャルマシンごとに起動/シャットダウンの振舞いを設定します。変更したいバーチャルマシンを選んで、"Edit"を押してくください。
以上でバーチャルマシンの自動・停止起動方法についての説明を終わります。
次回はデータストアの管理について説明します。
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