火曜日, 4月 14, 2009

rpmforgeのリポジトリをyumに追加する

[概要]
CentOS, Red Hatのディストリビューションに含まれていないパッケージを提供するrpmrepo projectサイトを、
yumから利用するための設定方法を説明しています。
[詳細]
ディストリビューションでは提供されていないパッケージでは、アプリケーションが十分ではありません。
rpmrepo projectでは、ディストリビューションでは提供さていないが、よく使われるアプリケーションのパッケージを提供してくれています。
これらのパッケージ更新の管理を、yumで行うためには次の手順で設定を行います。
  1. rpmrepo projectをyumのリポジトリに追加するパッケージをここにアクセスします。
  2. 表のDescriptionのカラムを見て、現在使用しているバージョンに対応したパッケージをダウンロードします。
    次の例は、RHEL5およびCentOS5のパッケージの場合です。
    [root@linux ~]# wget http://dag.wieers.com/packages/rpmforge-release/rpmforge-release-0.3.6-1.el5.rf.i386.rpm
    [root@linux ~]# rpm -Uhv rpmforge-release-0.3.6-1.el5.rf.i386.rpm
  3. ディストリビューションに含まれているパッケージの上書きを防ぐために、デフォルトでのrpmforgeへのアクセスを抑制します。
    [root@linux ~]# vi /etc/yum.repos.d/rpmforge.repo
    enabled = 1

    enabled = 0   ←有効にしない

これで設定は完了です。
RPMforge のリポジトリを使って、パッケージを操作する場合は、
yumのオプションに"--enablerepo=rpmforge"をつけます。
yum --enablerepo=rpmforge install mplayer

0 件のコメント: