NS4300Nに、Firmware 01.05.0000.03を適用するとtelnetへのアクセスが出来なくなる現象への回避方法を説明しています。
[詳細]
Firmwareを01.05.0000.03へバージョンアップを行うと、
cronが1分毎に"/usr/sbin/chkhttpd"を実行して"/etc/telnet.user"を更新するように変更されてしまいます。
このため、"/data/etc/telnet.user"にユーザの記載があっても、telnetが出来なくなってしまいます。
chkhttpdを置き換えることで、"telnet.user"の上書きを防止まします。
- 事前準備
telnet有効化するプラグインアプリケーションをインストールします。方法はこちら。 - NS4300Nへのログイン
- 新しいchkhttpdの作成
- "/data/"の下に任意のディレクトリを作成します。ここでは"/data/usr/local/sbin"とします。
- /usr/sbin/chkhttpdを作成したディレクトリへコピーします。
sudo mkdir -p /data/usr/local/sbin
sudo cp /usr/sbin/chkhttpd /data/usr/local/sbin - "/data/usr/local/sbin/chkhttpd"を編集します。
sudo vi /data/usr/local/sbin/chkhttpd
最後の4行をコメントアウトしてください。#open(OUT,">/etc/telnet.user");
#print OUT "root\n";
#print OUT "engmode\n";
#close(OUT) - /etc/crontabの編集
- chkhttpdの行を編集します。から
* * * * * root /usr/sbin/chkhttpd>/dev/null 2>/dev/null
sudo vi /etc/crontab* * * * * root /usr/local/sbin/chkhttpd>/dev/null 2>/dev/null
- 再起動後も有効になるように/data/etcにcrontabをコピーします。
cp /etc/crontab /data/etc/crontab
サービスの開始後、1分以内にNS4300Nへログインしてください。
cronが実行されログイン出来なくなった場合には、「DLNA Server」の「有効」を実行してください。
以上でTelnet 再有効化は完了です。
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