バーチャルマシンのブート・デバイスを変更する。
[詳細]
バーチャルマシンのブート・デバイスを変更する方法を説明します。
VMwareのデフォルトでは、ブート・デバイスの優先順位は"Removable Devices"(フロッピーディスク)、"Hard Drive"、CD-ROM Drive、"Network boot"の順になっています。
このままでは、OSが既にインストールされている状態で、OSの再インストールや、ネットワーク・ブートを行おうとしても、仮想ディスクからブートしてしまいます。この解決のためには、BISOからブートの優先順位を変更しなければなりません。
これから、ブートの優先順位の変更方法を説明します。
- バーチャルマシンのプロパティを開きます。
VMware Serverでは"Configure VM"をクリックします。ESXi 4では"仮想マシン設定の編集"をクリックします。
- 次回起動時にBISOセットアップ画面を表示する設定を行います。
VMware Serverでは"Power"のタブを開き、"BIOS Setup"にチェックを入れます。
ESXi 4では"オプション"のタブの"起動オプション"を選択し、"強制的にBIOSセットアップ"にチェックしてください。
- バーチャルマシンを起動し、コンソールを開きます。
- カーソルを"Boot"に移動します。
- ブートさせたいデバイスを選択し、"+"キーで順序を繰り上げます。
- "F10"を押してBIOSの変更を保存し、リブートを行います。
- 希望したデバイスから起動すれば、設定の変更は成功です。
以上でブート・デバイスの変更は完了です。
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