日曜日, 6月 28, 2009

VMware ESXi 4基礎 (第3回、プロパティ その2)

[概要]
ESXi 4におけるバーチャルマシンのプロパティについて解説します。

[詳細]
前回に続きバーチャルマシンの仮想ハードウェアのプロパティの解説を行います。
今回はオプションのタグのプロパティについて解説します。
  1. 一般オプション
    バーチャルマシン名、ゲストOSなど、基本的な設定を行います。


    • 仮想マシン名
      バーチャルマシン名。バーチャルマシン名は、OSのホスト名と一致させる必要はありませんが、ESXiホスト上で一意の必要があります。また、vCenter Serverで仮想マシンを管理している場合は、その仮想マシンフォルダ内で一意である必要があります。
      デフォルトなし。バーチャルマシン作成時に指定
      OS起動中変更可能
    • ゲストOS
      ゲストOSの種別を選択します。
      "Microsoft Windows", "Linux", "Novell NetWare", "Solaris", "Other"から選択し、リストボックスから該当するOSのバージョンを選びます。
      デフォルトなし。バーチャルマシン作成時に指定
      OS起動中変更不可
  2. VMware Tools
    VMware toolsの振る舞いについて設定を行います。


    • 電源制御
      各ボタンを押したときの動作を設定します。

      • (停止)
        • ゲストのシャットダウン
          ゲストOSをシャットダウンします。
        • パワーオフ
          バーチャルマシンの電源を強制的に切断します。

        デフォルトゲストのシャットダウン
        OS起動中変更不可
      • (一時停止)
        バーチャルマシンの一時停止を行います。このプロパティは"サスペンド"しか選べません。
        デフォルトサスペンド
        OS起動中変更不可
      • (再起動)
        • リセット
          バーチャルマシンの電源を強制的に切断します。
        • ゲストの再起動
          ゲストOSを再起動します。OSのシャットダウンのあと、バーチャルマシンを再起動します。

        デフォルトゲストの再起動
        OS起動中変更不可
    • VMware Tools スクリプトの実行
      バーチャルマシンに対して電源の操作が起こったときに実行されるスクリプトの実行を制御します。

      • パワーオン後
        デフォルトチェック済み
        OS起動中変更不可
      • レジューム後
        デフォルトチェック済み
        OS起動中変更不可
      • サスペンド前
        デフォルトチェック済み
        OS起動中変更不可
      • ゲストをシャットダウンする前
        デフォルトチェック済み
        OS起動中変更不可
    • 詳細
      • パワーオン前に毎回Toolsをチェックしてアップグレード
        VMware Toolsの更新をチェックし、更新があるときにはアップグレードを行います。
        デフォルトチェックなし
        OS起動中変更不可
      • ホストとゲスト時間を同期
        ホストOSとゲストOSの間の時刻の同期を、VMware Toolsを通して行います。
        デフォルトチェックなし
        OS起動中変更不可
  3. 電力管理
    バーチャルマシンがスタンバイ状態なった際に、バーチャルマシンの応答を設定します。
    • "仮想マシンをサスペンド"
    • "ゲストOSをスタンバイモードにして、仮想マシンをパワーオンのままにする"

    デフォルト仮想マシンをサスペンド
    OS起動中変更不可
  4. 詳細
    1. 全般
      • 設定
        • アクセラレーション機能を無効にする
          ハードウェア・アクセラレーション機能を無効にします。トラブル発生時原因がHW固有の問題の場合、無効にすることによっ、回避出来ることがあります。
          デフォルト有効(チェックなし)
          OS起動中変更可能
        • ログの有効化
          ログの書き出しの設定を行います。
          デフォルト有効(チェック済み)
          OS起動中変更可能

      • デバッグと統計
        バーチャルマシンのデバック情報、統計情報を、取得するか否かを設定します。
        デフォルト正常に実行(情報は取得しない)
        OS起動中変更不可


      • 構成パラメータ
        デフォルト-
        OS起動中変更不可

    2. CPUIDマスク
      VMotionの移行の互換性を高めるためにCPUの機能に制限をかけます。
      ほとんどの場合、CPUIDマスクを変更する必要はありません。詳細はヘルプを参照してください。
      デフォルト"NX/XD フラグをゲストに表示します"
      OS起動中変更不可
    3. メモリ/CPUのホットプラグ
      • メモリのホット・アド
        バーチャル・マシンでのOS起動中のメモリ追加の実行の可否を設定します。(ESXiではこのプロパティの設定に関わらずこのこの機能はライセンス制限で利用できません。)
        デフォルト有効
        OS起動中変更不可
      • CPUのホットプラグ
        バーチャル・マシンでのOS起動中のCPUの追加・削除の実行の可否を設定します。(ESXiではこのプロパティの設定に関わらずこのこの機能はライセンス制限で利用できません。)
        デフォルトホット・アドのみ有効
        OS起動中変更不可
    4. 起動オプション
      バーチャルマシンが起動するときの振る舞いを設定します。



      • パワーオン時起動遅延
        バーチャルマシンの起動時に遅延する
        デフォルト0
        OS起動中変更可能
      • 強制的にBIOSセットアップ
        次のバーチャルマシンの起動時に、BIOS画面を強制的に呼び出します。
        デフォルト無効(チェックなし)
        OS起動中変更可能
    5. 準仮想化
      VMI(Virtual Machine Interface)を実装したゲストOSを、準仮想化環境で動作させます¥。
      なお、LinuxのVMIの実装は、Kernel 2.6.20からされています。
      デフォルト無効(チェックなし)
      OS起動中変更不可
    6. ファイバチャネルNPIV
      ファイバチャネルの仮想化機能であるNPIV (N_Port ID Virtualization)の設定を行います。
      • この仮想マシンのNPIVを一時的に無効にする
        デフォルト無効(チェックあり)
        OS起動中変更不可

      詳細については、ヘルプを参照してください。
    7. CPU/MMU仮想化
      CPUとメモリ管理ユニットの仮想化の設定を行います。詳細については、ヘルプを参照してください。

      デフォルト自動
      OS起動中変更不可


    8. スワップファイルの場所
      バーチャルマシンが使用するスワップファイルの配置場所を制御します。

      デフォルトデフォルト:バーチャルマシンがあるホストまたはクラスタのの設定を使用します。
      OS起動中変更可能


次回はリソースタブのプロパティについて説明します。

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