火曜日, 9月 01, 2009

virt-manager 入門 (第4回 仮想ネットワークの追加)

[概要]
virt-manager 0.6.1を利用した仮想ネットワークの管理方法を説明します。

[詳細]
virt-managerでは、仮想ネットワークの作成、削除、起動、停止を行うことが出来ます。
さて、仮想ネットワークの管理は、"ホスト詳細"ウィンドで行います。まずは、"ホスト詳細"ウィンド起動しましょう。
  1. "ホスト詳細"ウィンドの起動
    仮想マシンマネージャーで、変更したいホストを選択します。
    メニューから"編集" → "ホスト詳細"を選択する。もしくは、右クリックした後に"Details"を選択します。


  2. 仮想ネットワークの表示
    "ホスト詳細"の画面で"仮想ネットワーク"のタブを選択して、仮想ネットワークの画面を表示します。
    そして、既存のネットワークをクリックすると、そのネットワークの情報が表示されます。virt-manager (実際はlibvrit)では、defaultという仮想ネットワークがインストール時に作成されいてます。


  3. 仮想ネットワークへの操作
    仮想ネットワークの起動、停止は、仮想ネットワークを選択した後、ウィンドの左下にあるボタンを押すと直ちに実行されます。なお、仮想ネットワークを停止したした場合、ネットワークに接続している仮想マシンは、一度、シャットダウンを行い、停止後、起動を行うというプロセスを経ないとネットワークへの再接続は出来ません。
    削除は、仮想ネットワークを選択した後に、削除ボタンを押すと確認のダイアログがポップアップするので、それに答えると実行されます。
    削除、停止ともに、接続されている仮想マシンがある場合には、十分に注意を払って実行してください。
    作成については、次の章で詳しく説明します。
    なお、仮想ネットワークの設定変更はvirt-managerでは出来ません。変更方法は回を改めて行います。

[仮想ネットワークの作成]
それでは、作成の手順を説明します。

  1. ウィザードの起動
    仮想ネットワークの画面で、"+"ボタンを押します。
    ウィザードが起動し、手順が表示されますので、進むを押してください。


  2. ネットワーク名の入力
    仮想ネットワーク名を入力します。ネットワーク名はホスト上で一意である必要があります。
    なお、ゲートウェイのIPアドレスは、必ずネットワークの先頭のアドレスとなりますので、仮想マシンのIPアドレスには割り当てないよう注意してください。


  3. ネットワークアドレスの指定
    ネットワークアドレスの範囲の指定を行います。


  4. DHCPの設定
    DHCPで配布するIPアドレスの範囲を指定します。
    virt-managerからはIPアドレスの予約が出来ません。予約については別の回に改めて説明します。


  5. ネットワークの種類の選択
    仮想ネットワークをホスト上のみに分離されたネットワークにするか、物理ネットワークにフォワードするかを選択します。
    物理ネットワークにフォワードする場合には、"目的地"となるデバイスを選択してください。なお、"どれかの物理デバイスへのNAT"を選択すると、任意の物理デバイスが選択されます。(経験からすると、ASCIIコード順で選択されるようです。)


  6. 設定内容の確定
    確認画面が表示されますので、誤りがなければ"完了"ボタンを押して、仮想ネットワークを作成してください。


  7. 確認
    正しく作成されると仮想ネットワークの画面に、仮想ネットワークが表示され、仮想NICの作成時にネットワークがリストされるようになります。


これにて、仮想ネットワークの設定は終了します。次回は、virt-managerでのストレージ・プールの作成について説明します。
が、その前に、仮想マシンをホストと同じネットワークに接続すためのブリッジ接続について、番外編として掲載する予定です。

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