日曜日, 9月 25, 2011

Oracle VM 3.0入門
(第7回 仮想NICの生成)

[概要]
OVM 3.0における仮想NICの生成について説明します。
[詳細]
前回は、サーバ・プールの作成について説明しました。今回は、仮想NICの管理について説明します。正確にはMACアドレスの管理と言った方が正しいかもしれません。
OVM 3.0では、OVMマネージャで仮想NICのMACを生成し一括管理します。
仮想マシンはOVMマネージャから仮想NICに対してMACアドレスを割り当てられた仮想NICを使用します。それでは、MACアドレスの生成方法について説明します。

  1. 管理画面の起動
    ツールバーの"Tool"選択し、プルダウンから"Vnic Manager"を選択します。

  2. MACアドレスの生成
    まず、"Specify an Initial MAC Address"の隣の"Next"を押して、空いているMACアドレスの最小の値を表示させます。何も追加されていない初回は"00:00:00"が表示されます。
    "Number of MACs to generate:"には、追加するMACアドレスの個数を入力し、"Generate"を押すとMACアドレスが生成されます。
  3. OVMの仮想環境が同じネットワークセグメントにある場合には、MACアドレスが重複しないように生成してください。
以上で、仮想NICの生成についての説明を終わります。
次回はテンプレートの登録について説明します。

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