木曜日, 6月 04, 2009

VMware Server入門 (第2回、インストール、Windowsホスト編)

[概要]
Windows版VMware Server 2.0.xのインストール方法を説明しています。

[詳細]
VMware Serverは、VMware社から無償で提供されているType2ハイパーバイザ型の仮想化環境です。
Type2ハイパーバイザは、ホスト型とも呼ばれ、ハードウェア上にOSが稼動し、その上でハイパーバイザ(仮想化ソフト)がアプリケーションとして動作する物のことを指します。狭義ではハイパーバイザ型といわずホスト型と呼ばれています。
VMware Serverは、Linux版とWindows版の両方が提供されています。
  1. VMware Serverの入手
    VMware社のWEBページからVMware Serverをダウンロードするためには、アカウントの作成が必要です。そこで、登録方法から説明します。

    1. "VMware Server"の紹介ページからダウンロードをクリックし、ログイン画面に移ります。



    2. 必要事項の記入、使用許諾に同意して、ダウンロードンページに移動します。


    3. 画面表示されるライセンス・キーのメモし、必要なイメージをダウンロードします。


  2. インストール
    ダウンロードしたインストールプログラムから、VMware Serverのインストールを行います。
      インストールプログラムを実行し、使用許諾(Lisence Agreement)に答えます。


    1. "Detination Folder"にて、モジュールのインストールパスを指定します。
    2. "Server Configuraiton Information"では、"Please Select the virtual machine storage path"でバーチャルマシンの格納場所を指定し、"Please enter the server access information"ではホスト名とドメイン名を併せて表記したサーバ名をFQDNで入力し、HTTP接続、HTTPS接続用のポート番号を指定します。また、サーバの起動時にVMware Serverを自動起動する場合には"Allow virtual machine ...."にチェックします。
      バーチャルマシンの格納場所は、データストア(Datastore)と呼ばれ、十分な空き領域のある場所を指定してください。


    3. 作成するショートカットを選択します。

    4. 次にインストールを開始ししてください。

    5. 使用者名、使用会社名、ライセンス・キーを入力します。
      ダウンロード・ページでメモしたライセンス・キーを入力します。



    6. ホストマシンを再起動すれば、インストールは完了です。


以上で、サーバ側の設定は完了です。
次回はバーチャルマシンの作成について説明します。

0 件のコメント: