仮想化環境の管理ユーティリティvirt-manager 0.8.x (RHEL6, CentOS6, ubuntu 10.10, 11.04)での個々の仮想マシンの管理について説明しています。
[詳細]
前回、virt-managerの"仮想マシンマネージャー"画面について説明しました。今回から数回に分けては、個々の仮想マシンの管理について説明します。
[メニュー]
- ファイル
- 仮想マシンマネージャーを表示
"仮想マシンマネージャー"画面を表示します。 - 閉じる
コンソール画面を閉じます。
他に画面が開いている場合はvirt-manager自体は終了しません。 - 終了
すべての画面を閉じてvirt-managerを終了します。
ただし、管理しているホスト、仮想マシンは動作続けます。
- 仮想マシンマネージャーを表示
- 仮想マシン
- 実行
仮想マシンを起動もしくは停止状態から復帰します。 - 一時停止
仮想マシンを一時停止します。 - シャットダウン
仮想マシンのシャットダウン/リブートを実行します。次の3つの動作から選択してください。
- 再起動
仮想マシンの再起動を行います。仮想OSにAPCIを制御する機能がないと動作しません。 - シャットダウン仮想OSのシャットダウンを行います。再起動と同様に仮想OSにAPCIを制御する機能がないと動作しません。
- 強制的に電源OFF仮想マシンの電源を強制的にOFFにします。保存されていないデータを失ってしまったり、OSがクラッシュする可能性がありますので十分に注意してください。
- 保存
実行中の仮想マシン実行状態を保持したまま停止します。仮想マシンを再起動した際には、停止した処理を継続します。
- 再起動
- クローン
選択してる仮想マシンのクローンを作成します。仮想マシンが停止していないとクローンを作ることはできません。 - マイグレーション
選択してる仮想マシンを指定したホストに移動します。
(ただし、仮想マシンが移動できるための設定がなされている必要があります。) - スクリーンショットの取得
コンソールのスクリーンショットを取得します。スクリーンショットは、PNG形式で保存されます。
- 実行
- 表示
- コンソール
仮想OSのコンソールを表示します。 - 詳細
仮想マシンの構成情報を表示します。 - フルスクリーン
コンソール画面の全画面表示を行います。
仮想OSの
- 仮想マシンの画面サイズに合わせる
仮想OSのコンソールの解像度にあわせてのウィンド・サイズを変更します。 - 画面の縮小拡大
ウィンドのサイズの変更時に、ゲストOSのコンソール画面をリサイズするかどうかを設定します。
- 常に
ウィンドのサイズが変更された時には常にコンソールの画面もリサイズします。 - フルスクリーン時のみ
ウィンドをフルスクリーン(最大化)したときのみ、コンソールの画面をリサイズします。 - しない
コンソール画面のサイズの変更をしません。
- 常に
- テキストコンソール
接続するコンソールを選択します。デフォルトでは、グラフィカルコンソールに接続されます。
- Serial n
シリアルコンソールnに接続します。なお、シリアルコンソールに接続するためには、仮想マシンの設定及び、仮想OS側でのシリアルコンソールの設定の双方が必要です。 - グラフィカルコンソールVNC
グラフィカルなコンソールに接続します。
- Serial n
- ツールバー
コンソール画面にツールバーを表示します。
- コンソール
- キーを送信
ALT+CTRL+DELなど特殊キーのキー入力を仮想マシンに送信します。
- グラフィックコンソールを表示
仮想マシンのグラフィックコンソールを表示します。 - 仮想マシンの情報の表示
仮想マシンの構成情報を表示します。 - 実行
仮想マシンを起動もしくは停止状態から復帰します。 - 一時停止
仮想マシンを一時停止します。 - シャットダウン
仮想マシンのシャットダウン/リブートを実行します。次の3つの動作から選択してください。
- 再起動
仮想マシンの再起動を行います。仮想OSにAPCIを制御する機能がないと動作しません。 - シャットダウン仮想OSのシャットダウンを行います。再起動と同様に仮想OSにAPCIを制御する機能がないと動作しません。
- 強制的に電源OFF仮想マシンの電源を強制的にOFFにします。保存されていないデータを失ってしまったり、OSがクラッシュする可能性がありますので十分に注意してください。
- 保存
実行中の仮想マシン実行状態を保持したまま停止します。仮想マシンを再起動した際には、停止した処理を継続します。
- 再起動
- フルスクリーン
コンソール画面の全画面表示を行います。
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