VMware ESXi 3.5入門 (第3回、バーチャルマシン作成)

[概要]
VMware Infrastracture Client (VI Client)を使用したバーチャルマシンの作成を説明しています。

[詳細]
ここでは、"New Virtual Machine Wizard"を使用してバーチャルマシンを作成します。

1. "New Virtual Machine Wizard"の起動
   "Getting Started"のタブにある"Create a new virtual machine"をクリックします。
   
   


2. ウィザードのタイプの選択
   "New Virtual Machine Wizard"のタイプを、"Typcal"(簡易版)と"Custom"(詳細版)から選択します。
   今回は"Typcal"(簡易版)の説明を行いますので、"Typcal"を選択してください。
   
3. バーチャルマシン名の入力
   バーチャルマシン名を入力します。バーチャルマシン名は、OSのホスト名と一致させる必要はありませんが、ESXiホスト上で一意の必要があります。また、vMotionなど機能を使用するために、複数のホストで同じバーチャルマシンを共有する場合には、共有するホストの中で一意である必要があります。
   
   
4. インストール先の指定
   バーチャルマシンをインストールするDatastoreを選択します。
   
   


5. ゲストOSの選択
   インストールするOSの種別をラジオボックスから"Microsoft Windows", "Linux", "Novell NetWare", "Solaris", "Other"から選択し、リストボックスから該当するOSのバージョンを選びます。
   
   


6. CPU数の指定
   バーチャルマシンのCPUの数を選択します。
   


7. メモリ容量の指定
   バーチャルマシンから認識されるメモリ容量を指定します。
   
   


8. 仮想ネットワークの設定
   バーチャルマシンに必要な仮想ネットワークの数と、使用する仮想ネットワークを指定します。
   デフォルトでは管理ネットワークと同一のネットワーク上に１つのネットワークカードが作成されます。
   仮想ネットワークの作成方法については、別の回に改めて説明しますので、今回はデフォルトのままの設定を使用します。
   
   


9. バーチャルディスクの作成
   ディスクのサイズを指定して、１台目のバーチャルディスクを作成します。
   ディスクの追加や共有ディスクの作成については別の回で説明します。
   今回は最初のディスクにOSをインストールします。
   
   


10. 構成確認
    作成するバーチャルマシンの構成を確認します。
    なお、バーチャルマシンの作成前に、詳細な設定を行う場合には、"Edit the viertual machine settings before submitting"を選択してください。
    
    
    "Finish"を押すと、バーチャルマシンの作成が行われます。
    
    

次回はLinuxのインストールの説明です。