月曜日, 6月 08, 2009

VMware ESXi 4入門 (第3回、バーチャルマシン作成)

[概要]
VMware vSphere Clinetを使用したバーチャルマシンの作成を説明しています。

[詳細]
vSphere Clinetのウィザードの標準モードを使用して、バーチャルマシンを作成します。
ESX 4は、バーチャルマシンのCPU数の指定、メモリ容量の指定、仮想ネットワークの設定は、標準モードからなくなりました。

  1. ウィザードの起動
    "はじめに"のタブにある"新規仮想マシンの作成"をクリックします。

  2. ウィザードのタイプの選択
    構成のタイプを、"標準"と"カスタム"から選択します。
    今回は標準で説明を行いますので、"標準"を選択してください。
  3. バーチャルマシン名の入力
    バーチャルマシン名を入力します。バーチャルマシン名は、OSのホスト名と一致させる必要はありませんが、ESXiホスト上で一意の必要があります。また、vCenter Serverで仮想マシンを管理している場合は、その仮想マシンフォルダ内で一意である必要があります。
  4. インストール先の指定
    バーチャルマシンをインストールするデータストアを選択します。



  5. ゲストOSの選択
    インストールするOSの種別をラジオボックスから"Microsoft Windows", "Linux", "Novell NetWare", "Solaris", "Other"から選択し、リストボックスから該当するOSのバージョンを選びます。



  6. バーチャルディスクの作成
    ディスクのサイズを指定して、1台目のバーチャルディスクを作成します。


    • "シンプロビジョニング"は、バーチャルディスクの作成時には、指定したサイズを確保せずにバーチャルマシンの使用時に容量が足りなくなった時に拡張します。バーチャルマシンのOSからは指定したサイズとして認識されます。
    • "クラスタリング機能のサポート"は、バーチャルマシンをクラスタで多重化する高可用性機能を使用するときにチェックします。

    また、、ディスクの追加については別の回で説明します。


  7. 構成確認
    作成するバーチャルマシンの構成を確認します。
    なお、バーチャルマシンの作成前に、詳細な設定を行う場合には、"完了前に仮想マシンの設定を編集"を選択してください。



    "終了"を押すと、バーチャルマシンの作成が行われ、左側のペインにバーチャルマシンが表示されます。


次回はLinuxのインストールの説明です。

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